お問い合わせフォームで使える英語サンプル・例文、英語表記まとめ

インターネット上に公開されているWebサイトは、コンテンツが日本人向けのものであっても、日本の文化やサービスに興味を持った英語圏の方が訪問する可能性が高くなっています。

文部科学省の資料によると、英語を公用語とする人口は約21億人となっており、英語圏の訪問者からのお問い合わせを受け付けることができれば、ビジネスチャンスが大きく広がると言えるでしょう。

例えばメールフォームをきっかけに、小さな町工場がハリウッドから大量注文を受けるという夢のような事例もありました(「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に西日暮里・森田畳店の畳112枚が使用された経緯とは)。

では、英語に対応したお問い合わせフォームはどのようにして用意したら良いのでしょうか。

「海外の方にも自分の商品を買ってほしいけど英語は苦手なんだよな」「外国人観光客からのお問い合わせ用にフォームを設置したいけど簡単にできる方法はないかな」「実際にお問い合わせがきても返事を返せないかも」

そんな悩みにお答えするため、この記事ではお問い合わせフォームを英語化するために参考になる英文サンプルや、英語のフォームを設置する際の注意点を紹介します。

これからWebサイトへの英語フォーム設置を検討されている方はぜひご参考ください。

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お問い合わせフォームで使える英語表記の探し方

まずは現在日本語で表記されているフォームの内容を英語に翻訳する必要があります。

英語圏の訪問者に伝わらないと意味がありませんので、Webサイトに手をいれる前に、英語表現へ変換する方法を知っておきましょう。

翻訳は、実際に英語でのお問い合わせを受けた場合にもお問い合わせ内容の理解と返信の作成に必要になりますので、自分の使いやすいサイトをブックマークしておくことをおすすめします。

翻訳サービスや辞書サイトを利用する

世界で最も利用されている Google翻訳 は、AIや協力者の人手によって翻訳結果の改善が日々行われてるだけでなく、便利な機能も日々追加されています。

日常会話はもちろん、専門的な論文さえも世界最高の精度で翻訳することができる無料のサービスですので、困ったら最初に使ってみることをおすすめします。

ただし、文例や類義語の検索には向きませんので、以下のようなサービスも併用してみましょう。

  • weblio辞書 – 検索した単語の意味・類義語・関連する例文を表示できる。有料で広告非表示や例文絞り込みなどの機能追加が可能。
  • Bing翻訳 – Microsoftが提供する機械学習を活用した翻訳サービス。無料。
  • エキサイト翻訳 – 2000年から開始している国産の翻訳サービス。Googleより歴史がある。無料。
  • Reverso – 例文が豊富な翻訳サービス。ただし無料では情報量が少ない。

それぞれ特徴がありますので、自分に合ったサイトをおさえておきましょう。

実際に使われているサイトを参考にする

日本語と英語の両言語に対応しているサイトの申し込みフォームは実績があるため、大変参考になります。

長く運用されていて海外からのアクセスが多そうなサイトならば、実際に英語圏の訪問者からの問い合わせを受けていたり、利用者からの指摘を受けて違和感のある表現を修正していたりする場合があります。

信頼でき、実績のあるサイトをいくつか紹介します。

  • Google – 全般的に多言語対応しており、アカウント設定から切り替えることができるため、日本語と英語の画面を見比べるだけでも参考になります。
  • JR西日本(日本語 / 英語) – 日々多くの乗客が利用するJRのお問い合わせフォームです。社内アナウンスと同様に、しっかりと利用者に伝わる英語表現が徹底されているようです。
  • 森田畳店(日本語 / 英語) – 冒頭で紹介したハリウッドからオファーのあった畳店です。社長がコツコツ勉強しながら作成したそうです。

フォーム作成サービスやソフトウエアを参考にする

英語をはじめ多言語対応しているサービス・ソフトウエアを参考にすることで、サービスやソフトウエアの開発者が多くの人が使うことを想定して作成した英語の文例を確認することができます。

ただし、少々技術的な知識が必要になる場合もあります。

PHPフレームワーク Laravelに対応したソフトウエアの場合、国際化されたメッセージ文字列はパッケージ内の resource/lang/en (ja など) のディレクトリに messages.php というファイルがあり、ファイルを確認することでメッセージの日本語表現と対応する英語表現を確認することができます。

また、世界で最も使われているCMSであるWordPressにおいては、有志による国際化がプロジェクトとして実施されています。

この国際化作業にあたって、英語/日本語 の用語辞書も公開されていますので一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

英語のお問い合わせフォームの注意点

英語のお問い合わせフォームを用意するにあって特に気をつけてほしいことを紹介します。

日本語のお問い合わせフォームとの違い

日本語よりも英語の方がデザイン性が高くスタイリッシュな表現がしやすい傾向にあります。

使用できるフォントも変わってきますので、日本語対応のために諦めたり妥協していたりした点はこの機会に見直してみても良いでしょう。

入力に関しては、原則として漢字など全角文字の入力はありませんので、入力ガイド文やチェック処理も簡素化できるでしょう。

文化やルールの違いも考慮する必要があります。

例えば電話番号や郵便番号の様式は国によって違いますし、氏名にミドルネームがある場合があります。

反対に、日本語で必要だったふりがなは不要になりますね。

英語の種類への対応

アメリカ英語とイギリス英語の違いは、英語フォームでも意識する必要があるでしょう。

フォームの表現においては、単語のスペルが異なる場合があります。

具体的には、色: color(米) と colour(英) などです。

フォームではどちらを使うべきかは迷うところですが、イギリス英語をおすすめします。

アメリカ英語は省略形が多用されるためです。

とはいえ、ターゲットとしている訪問者層がアメリカ人の場合などはアメリカ英語を選択するなど、Webサイトの特性に合わせることが重要です。

わかりやすい英語表現

翻訳サービスなどで機械翻訳しただけの文章では、本当に伝えたい事が伝わらなかったり、誤った表現となってしまったりすることがあります。

少しでも英語圏の訪問者にとってわかりやすい表現にするためには、以下のような対策が考えられます。

  • 複数の翻訳サービスの結果を比較して総合的に良い表現を見つける
  • 同様の内容を記載している実績のあるサイトを参考にする
  • ネイティブスピーカーに見てもらって不備を指摘してもらう

ネイティブスピーカーに指摘してもらうという対策は最も効果が見込めます。

私達日本人が外国人の経営するレストランの日本語メニューを見ると違和感に気づき、すぐに改訂案を提示することができるのと同様に、英語については英語を母国語としている人にチェックしてもらうのが効率・品質ともに最高です。

一見難しそうですが、Webサイト立ち上げの期間限定であれば無料サービス期間のあるオンライン英会話教室などで気軽に相談することもできますし、中にはバイリンガル講師などもいて1レッスンにつき5分~10分程度ならば付き合ってくれる事が多いです。

無料期間は数週間程度と決して長くはありませんので、英語フォームの導入時限定で活用してみてはいかがでしょうか。

実際に英語でお問い合わせを受けたら

英語のお問い合わせフォームを設置すると、当然ですが英語でのお問い合わせを受け付けることになります。

受け付けたお問い合わせに対しては、内容を理解して回答を返信する必要があります。

英語に自信のない方は、ここでもまず翻訳サービスに頼りましょう。

お問い合わせへの受け答えにあたっては時間をかけずに早い回答が求められます。

そのため、英文としての出来は割り切って、多少間違えても伝わることを優先して早めに返信しましょう。

基本的にはメールでのやり取りであり、ヒアリング・スピーキングの能力は求められませんので、英語が苦手な場合であっても落ち着いて対応していきましょう。

問い合わせフォームで使える英語表現

一般的なお問い合わせフォーム項目の英語表記

以下は、お問い合わせフォームでよく使われる入力項目の英語表記です。

項目の見出しや、プレースホルダー(Placeholder)と呼ばれる項目自体に薄い文字で表示される箇所に記載します。

日本語 英語
連絡先、連絡方法 Contact, Contact us
お問い合わせ Inqury
商品についてのお問い合わせ Product inqury
(対象を絞らないざっくりとした)お問い合わせフォーム Contact form
(製品やサービスに特化した)お問い合わせフォーム Inqury form
氏名 Your name
First name
Last name
メールアドレス E-mail address
確認用メールアドレス For confirming email address
年齢 Age
性別 Gender
男性 Male
女性 Female
電話番号 Phone number
郵便番号 Postal code
都道府県 Pref
住所 Address
お問い合わせ内容 Content of inquiry
添付ファイル Attach file
会社名 Company name
担当者名 Staff name
役職 Official position
購入手続き Checkout
ログイン Log in
ログアウト Log out
投稿する Post
確認(ボタンに表示) Confirmation
戻る(ボタンに表示) Back
送信(ボタンに表示) Send

入力を促すメッセージの例文

項目への入力時の制限事項・注意事項を項目の周辺に記載することで、入力ミスを抑止します。

以下はメッセージの英文例です。

日本語 英語
半角英数字15文字以内で入力してください You can use up to 15 half-width alphanumeric characters.
ご入力いただいたメールアドレスに対して、自動的に受信完了メールを送信いたします。 A confirmation e-mail will be sent automatically to your e-mail address.
登録するメールアドレスは「@example.com」からのメールが受信できるように設定してください。 Please make sure that your e-mail address accepts e-mails from “@example.com”.
確認のためメールアドレスを再度ご入力ください。 Re-enter the email address to confirm.
2000文字以内でご入力ください Please enter your message within 2,000 characters.
内容が長文になる場合は適度に改行をいれてご入力ください。 Please use line breaks accordingly when entering a long message.
xxxxx は必須事項です。 xxxxx is a required item.
内容にお間違いがなければ「送信」ボタンをクリックしてください。 If there is no mistake in the content, click the “Send” button.

エラーを検知した場合のメッセージサンプル

入力内容にエラーがないかをバリデーション(Validation)と呼び、エラーの内容や修正案として表示する文章をバリデーションメッセージと呼びます。

以下は、代表的なバリデーションメッセージの例です。

日本語 英語
不正な、誤った invalid
もう一度お試しください please try again
正しい valid
xxxxx は数字(ハイフン可)で入力してください xxxxx must be Number hyphen.
xxxxx は小数点を含む数字(正の数のみ)で入力してください xxxxx must be Number with decimal point.
xxxxx 英数字・ハイフン・アンダースコアのみからなる文字列を指定してください The xxxxx may only contain letters, numbers, dashes and underscores.
xxxxx が確認用の値と一致しません The xxxxx confirmation does not match.
xxxxx には正しい形式の日付を指定してください The xxxxx is not a valid date.
xxxxx には正しい形式のメールアドレスを指定してください The xxxxx must be a valid email address.
xxxxx には有効なURLを指定してください The xxxxx is not a valid URL.
文字数を確認してください check the character count.
xxxxx は禁止文字になっています。 xxxxx is Forbidden characters.
xxxxx は090-0000-0000形式で入力してください。 The xxxxx must be a Phone format (090-0000-0000).
(ファイルの容量が大きすぎる場合に)ファイルサイズを確認してください。 Check the file size.

お問い合わせへの回答例

実際にお問い合せを受けた場合に、よく使う表現を以下にまとめました。

日本語 英語
xxxxx 様 Dear xxxxx
お問い合わせいただきありがとうございます。 Thank you very much for your inquiry.
ご連絡いただきありがとうございます。 Thank you for contacting us.
弊社製品 xxxxx についてお問い合わせいただきありがとうございます。 Thank you very much for your inquiry about our xxxxx .
より詳しい情報が必要な場合は、お気軽にお知らせください。 If you need further information, please feel free to let me know.
メールをお読みいただき誠にありがとうございました。 Thank you very much for your time in reading this message.
お返事が遅れて申しわけございません。 I apologize for the delay in replying to your inqury.
お返事が遅れたこと心よりお詫びいたします Please accept my sincere apologies for not writing back to you sooner.
先週の月曜日にメールしましたが、お返事がないようです。 I sent you an email last Monday, but it seems that you have still not replied.
15日にお送りしたメールはお手元に届いておりますでしょうか? I hope you have received the email we sent you on the 15th.
20日までに折り返しのご連絡をいただくことは可能でしょうか? I would be very grateful if you could return our call by the 20th.
確認のため、タグが見えるようにした品物の写真をお送りいただけますでしょうか。 Could you please send us a photo of the item showing the tag for our confirmation?
弊社の返品条件に基づいて、ご返品・交換に対応いたします。 We can accept your return and exchange based on our Return Policy.
確認いたしましたところ、あなたのご購入(xxxxx)は無事完了し発送されております。 We have confirmed that your purchase, xxxxxx, was completed successfully and shipped.
商品 xxxxx は日本国内でのみ使用可能です。 The xxxxx you are interested in is only for use in Japan.
ご不便をおかけして申し訳ございませんが、現在、海外への発送は行っておりません。 We’re sorry, but we do not ship our products overseas at this time.
ご検討のほどよろしくお願いします。 Thank you for your consideration.
ご不明点などありましたら、いつでもこちらのアドレスにご連絡ください。 If you have any questions, you can always contact us at this address.
以上、よろしくお願いいたします。 Kind regards
       〃 Yours truly
以上、よろしくお願いいたします。(かしこまって) Sincerely

フォームを無料で作成できるEasyMail

自分のWebサイトにEasyMail (イージーメール)を導入すると、簡単に複数の言語に対応したお問い合せフォームを無料で作成することができます。

EasyMailはデフォルトでは日本語(ja)・英語(en)・中国語(cn)の三種類を選択可能です。

よく利用されるフォーム項目は最初から用意されていますので、一般的なお問い合わせフォームを作ることはそれほど難しくありません。

対応言語を増やしたり、独自のフォーム項目を増したりする必要がある場合は、関連する言語ファイルを編集することで対応できます。

自分だけでは設置が難しいという方に向けて、有償での設置サービス、カスタマイズも承っておりますのでお気軽にご相談ください。

英語に対応したメールフォームを設置するには

英語圏の方を対象にビジネスを広げていきたい、コミュニケーションを取りたいという場合は、自分のWebサイトに英語のお問い合わせフォームを設置することが効果的です。

実際に設置するには EasyMail のような OSS(オープンソースソフトウェア)を導入するか、クラウドや外部サイトで提供されているフォーム作成ツールを活用するのが近道です。

しかし、設置しただけでは狙った効果を得ることは難しいため、定期的に見直しを行ったり、自分の英語力を向上したりといった地道な継続が求められます。

可能ならば、英語が得意なパートナーや専門家の協力を仰ぐことができるとなお良いですね。

あなたのサイトでEasyMailを
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