このページではEasyMailのインストール方法を解説致します。
まず最初に、ご自身のサーバーが、EasyMailの動作要件を満たしているかどうかを
確認してください。
要件を満たしていない場合、正しく動作しない可能性があります。
■サーバー
Apache2.4.6
PHP7.3~8.0(5系、8.1は不可)
MySQL5.7.7
laravel6.x
HTTPS 対応
また、対応ブラウザは以下になります。
■ブラウザ
Chrome last major version
Firefox last major version
Safari last major version
Edge last major version
以上、動作要件を満たしている事を確認しましたら、
下記のインストール方法を一読して頂ければと思います。
インストール方法について
必要ファイルをダウンロードする
まずは、必要なファイルをダウンロードします。
トップページの【Download】をクリックし、ダウンロードページに移動します。
ダウンロードページに移動しましたら今度は【EasyMailをダウンロードする】をクリックしてください。
必要ファイルをまとめたzipファイルがダウンロードできます。
ダウンロードが終了しましたら、解凍ソフト等を使用して解凍し、中身を確認してください。
バージョンによって内容は多少変化するかもしれませんが、現状上図のようなファイル構成になっております。
サーバーにアップロードする
データベースとMySQLのユーザーを作成する
まずはサーバー上にEasyMail用のデータベースを作成し、そのデータベースへの
全アクセス権および編集権を持つMySQL(あるいはMariaDB)のユーザーを作成します。
今回はレンタルサーバー【Mixhost】を例に挙げて設定方法を解説致します。
各レンタルサーバーで微妙な名称の違いはあると思いますが、
どのサーバーでも同じような項目はあると思いますのでMixhost以外でも参考にして頂ければと思います。
まず、cPanelにログイン後、MySQL® データベースのページに移動してください。
下図のような項目があるはずです。
新しいデータベースを作成致します。
任意の名称を付けて【データベースの作成】ボタンをクリックしてください。
これでデータベースは作成されました。
続いて、MySQLユーザーを追加します。
下図のように【ユーザー名】と【パスワード】をつけてください。
全て任意のものとなります。
入力が済みましたら【ユーザー作成】ボタンをクリックします。
これでユーザーの作成も完了です。
最後にユーザーとデータベースを紐付けるため、ユーザーをデータベースに追加します。
先程作ったユーザー名とデータベース名を選んで【追加】ボタンをクリックしてください。
その際、ユーザー権限の管理設定が出てくると思うのですが、【すべての権限】に
チェックを入れて【変更(更新)】をクリックしてください。
これでデータベースとMySQLユーザーの設定は完了です。
ファイルをサーバーにアップロードする
先程解凍したEasyMailの必要ファイルをサーバーにアップしていきます。
今回の解説ではWordPressをインストール済みのサイトへの追加の説明になります。
FFFTPやWinSCPなど、サーバーに接続できるソフトを使うか、レンタルサーバーの
FTPページからファイルをアップロードしていきます。
先述しましたが、今回の例ではWordPressを設置済みのサイトへのEasyMail設置になります。
上図のように【contact-test】というフォルダを新たに作り、その中に必要ファイルをアップしていきます。
もちろんWordPressを設置してないサイトでもEasyMailを設置できますので、
ご安心してください。
ドメインルート(https://example.com/ など)にEasyMailを設置したい場合は、
解凍したEasyMailフォルダの中身(EasyMailフォルダ自体を除く全ファイル)を
サーバーのルートディレクトリへアップロードします。
また、先述したWordPress設置済みサイト含め、ウェブサイト上のEasyMail用の
サブディレクトリ(https://example.com/contact など)に設置したいときは、
サーバー上に任意のフォルダを作成し、解凍したEasyMailパッケージの中身をそこにアップロードします。
【※ 注意 ※】
※お使いのFTPクライアントにファイル名を小文字に変換する機能がある場合は、それが無効になっていることを確認してください。
※FTPでアップロードしている最中に何らかの原因で中断する場合がある事例が報告されています。
その場合は、再度最初から「サイズが違う場合もしくはファイルが新しい場合」などの方法でアップロードしなおしてください。
このように【contact-test】フォルダの中にアップロードが出来れば完了です。
最後にEasyMailを設置したURLにアクセスし、インストールスクリプトを実行します。
上記の場合は https://example.com/contact-test になります。
もしドメインルートに設置したのであればURLは
https://example.com になります。
セットアップする
EasyMailを設置したURLにアクセスすると、上図のようなセットアップ画面が出てきます。
初期設定なので、全ての項目を正確に設定する必要があります。
上から順番に解説していきます。
URL設定
EasyMailを設置したURLがインストール先URLになります。
今回の場合は【https://example.com/contact-test/】になります。
DB設定
ホストアドレス、ポート、データベース名、ユーザー名、パスワードを入力してください。
Mixhostの場合、ホストアドレスは【localhost】でしたが、
他のレンタルサーバーの場合は、それぞれ他に定められたホストアドレスがあるはずなので、そちらを入力してください。
ポートは通常MySQLで【3306】が使用されているので、この番号を入力します。
データベース名・ユーザー名・パスワードに関しては、
上記で説明した【2-1.データベースとMySQLのユーザーを作成する】で
設定したものをそれぞれ入力してください。
管理画面情報登録
管理ページに入るためのログインメールアドレスと、ログインパスワードを設定します。
タイムゾーン選択
タイムゾーンをUTC・Asia/Tokyo・Europe/Amsterdaから選択します。
日本であればAsia/Tokyoで大丈夫です。
ここまでの項目を選択および入力した後、完了ボタンをクリックすると登録完了です。
不備なくセットアップが完了すると、上記の登録完了画面が表示されます。
続いてログイン画面に移ります。
【ログイン】ボタンをクリックしてください。
ログインする
ログイン画面にて、【3-4.管理画面情報登録】で決めたログインメールアドレスと
ログインパスワードを入力し、【Login】ボタンをクリックするとログインできます。
この画面が表示されれば無事ログイン出来たということです。
【※ 注意 ※】
管理画面URLですが、登録の流れからログインページに行った初回は
あまり意識がいかないと思いますが、今後管理画面を見る際は、
リンク先のボタンも特にないのでURLを覚えておく必要があります。
下記がURLの参考例です。
EasyMail をルートディレクトリに設置した場合: https://example.com/admin
contact というサブディレクトリに設置した場合: https://example.com/contact/admin
4-1.パスワード再設定
もしパスワードを忘れた場合は【パスワードを忘れた方はこちら】をクリックしてください。
ログインメールアドレスを入力し、送信を押すことでパスワード再設定のメールが届きます。
メール設定によってメールが迷惑フォルダに入っている場合がありますので要注意です。
【Reset Password】をクリックすると、パスワード再設定画面にリンクします。
ここで新しいパスワードを【パスワード】と【パスワード確認再入力】へ入力し、
【パスワードリセット】をクリックすると新しいパスワードが設定されます。
自動で新しいパスワードでログインされてパスワード変更は完了します。